保険料が戻ってくるという罠「メディカルキットR」のメリット・デメリット解説!評判・口コミも|東京海上日動

この記事では、「メディカルキットR」の公式サイトで強調されている点を検証し、さらに公式サイトに載っていないデメリットを解説します。

評判・口コミもあわせて紹介します。

「メディカルキットR」は東京海上日動あんしん生命が販売している医療保険です。

ほとんどの医療保険が掛け捨ての中「メディカルキットR」は使わなかった保険料が戻ってくるということを売りにしています。

公式サイトで強調されている特徴は以下の4点です。

 

(1)払い込んだ保険料の使わなかった分をリターン

(2)一生涯の医療保障を加入時のお手頃な保険料でリザーブ

(3)ニーズにこたえる充実した保障

(4)特定疾病なったとき以後の保険料の払い込みは免除

それぞれ見ていきましょう。

資料請求

こちらから「メディカルキットR」などの医療保険の資料請求ができます。

また医療保険がメインですががん保険や死亡保険の資料請求もできます。

1.公式サイトの内容検証

(1)払い込んだ保険料の使わなかった分をリターン

「メデカルキットR」最大の特徴は使わなかった保険料が健康還付給付金として戻ってくるという点です。

ただし、返ってくるのはあくまで入院給付金と手術給付金の部分だけです。

他に特約つけてもその分の保険料は返ってこないことに注意してください。

公式サイトのシミュレーションによると、たとえば30歳から加入で月々の保険料が6,644円、還付金を受け取り年齢が60歳だったとします。60歳までに保険金を一切使わずに過ごした場合は6,644円の30年分、合計2,391,840円支払い、還付金を2,350,800円受け取ることが出来ます。

差額分はもともとある先進医療特約の分です。

このように支払った保険料の全額が返ってくるわけではないことに注意してください。

また還付金を受け取れる年齢までに入院給付金を受け取った場合でも、受け取った入院給付金が支払っている保険料を下回っている場合は、その差額を還付してもらえます。

そもそも保険料が高いということもあってメリットととは言えません。

保険料が高くても戻ってくるなら同じ結果的に安くなるではとお思いでしょう。

しかし、還付金を受け取った後つまり60歳または70歳以降に保険料が返ってくることはありません。

結局高い保険料を20年も30年も払うことになりかねません。

この点から見てもメリットとは言い難いです。

(2)一生涯の医療保障を加入時のお手頃な保険料でリザーブ

「メディカルキットR」は終身保険となっているため、還付金を受け取った後もそのまま加入し続けることが可能です。

更に高齢者で加入した際の医療保障というのは保険料がどうしても高くなりがちですが、メディカルキットRに加入していた状態で還付金を受け取り、そのまま継続する場合ははじめに加入したときの保険料のままで変わることがありません。

終身保険ならばほとんどの医療保険も保険料加入時から変わらないです。

わざわざリザーブと名前を付けることではありません。

(3)ニーズにこたえる充実した保障

例えば入院給付金5,000円のタイプであれば、入院の際に日額5,000円の給付金を受け取れるのはもちろん、入院中の手術であれば手術ごとに5万円が、外来時の手術であっても2万円が受け取れます。

入院中手術の場合、入院給付金日額×20倍を受け取れる保険も多いことを考えると、入院中手術の給付金が入院給付金日額×10倍は物足りないですね。

充実とは言えません。

また「メディカルキットR」では死亡した場合は死亡給付金も受け取ることができます。

もっと保証を充実させたいという人には入院給付金が7,000円のと1万円が用意されています。

(4)特定疾病なったとき以後の保険料の払い込みは免除

そして特約を付けて保険料が少し高くはなりますが、特定疾病になり所定の状態になるとその後の保険料の払い込みが免除されます。

特定疾病と所定の状態とは次のようになります。

特定疾病 所定の状態
がん 初めてがんと診断確定されたとき
脳血管疾患・心疾患 心疾患または脳血管疾患を発病したと診断され、所定の手術または継続20日以上の入院治療を受けたとき

他の医療保険と比べて条件が緩めなのは「メディカルキットR」のメリットとなります。

他の医療保険だと脳血管疾患と心疾患は”60日以上の入院治療”という制限の場合が多いです。

20日以上と60日以上ではかなり違いますね。

2.公式サイトの内容検証まとめ

 

公式サイトの内容検証
払い込んだ保険料の使わなかった分をリターン
(1.0)
一生涯の医療保障を加入時のお手頃な保険料でリザーブ
(3.0)
ニーズにこたえる充実した保障
(2.0)
特定疾病なったとき以後の保険料の払い込みは免除
(5.0)

大きなメリットといえるようなものはあまりないです。

リターンやリザーブという名前に惑わされないようにしましょう。

3.公式サイトに載っていないデメリット

「メディカルキットR」のデメリットは以下のようになります。

 

(1)保険料が高い

(2)還付金を受け取れるのは60歳と70歳の2択

(3)途中解約の場合は解約返戻金はなし

(4)還付金を受け取った後に保険料が返ってくるタイミングはない

それぞれ見ていきましょう。

 

(1)保険料が高い

人気がある「新キュア」と「フレキシィS」と保険料を比較しました。

条件は、30歳男性終身払いです。特約は先進医療特約を付けただけです。

保険名 月払保険料 入院中手術給付金(入院給付金日額×)
新キュア(オリックス生命) 2,741円 20倍
フレキシィS(メットライフ生命) 3,047円 20倍
メディカルキットR 6,644円 10倍

このように明らかに保険料が高いですね。

(2)還付金を受け取れるのは60歳と70歳の2択

「メディカルキットR」の最大の特徴である還付金を受け取れる年齢は60歳と70歳のどちらかしか選べません。

20年後にお金がたくさん必要になりそうだから20年後に受け取りたいというようなことはできません。

(3)途中解約の場合は解約返戻金はなし

これは他の医療保険の多くも同じなのでとくにデメリットというわけではありません。

還付金を受け取れるので途中で解約しても少し返ってくると勘違いしがちです。

しかし、「メディカルキットR」では途中解約の場合解約返戻金は戻ってこないので注意が必要です。

これは他の医療保険の多くも同じなので特にデメリットというわけではありませんが念のため書きました。

(4)還付金を受け取った後に保険料が返ってくるタイミングはない

最初の方にも書きましたが、還付金を受け取った後はまた何年後かに還付金が受け取れるというわけではありません。

もちろん保障は続きます。

また「メディカルキットR」は保険料の払い込み期間が終身のみです。

そのため、還付金を受け取った後はほとんどの方が10年や20年またはそれ以上の年数を高い保険料を払い続けることになります。

4.「メディカルキットR」の評判・口コミ

デメリットが大きすぎる

最短でも60歳までお金を動かさない前提が厳しい。これからの長い先に何があるかわからないのに、、

お金が戻ってくる際には数十年払い続けた期間の利息は上乗せされない。

そして受け取った分の医療費は差し引かれる。これでは毎月一定額を貯金しているのと何ら変わらない。

だったら自由にお金を出し入れできる貯金の方がよい。

もし税金控除と老後の資金を目的にするのなら

控除上限額の面からもiDeCoを活用した方いい。

引用元:東京海上日動あんしん生命「メディカルキットR」(医療保険)の口コミ・評判(みん評)

貯蓄目的の方は他の保険や方法を考えた方が良いでしょう。

20代、30代前半の為の保険

40代、50代ましてや60代の入る人の保険ではないと思う。
設定を60才にできるならまだしも50才で入って75才迄支払っていくのもきついし、その間に亡くなった場合は死亡保険がないから、解約になって損をします。入るなら20代で60才に設定しないとだめだと思います。けど、50代でも何があるかわかりませんから死亡保険がついてないのは心配だと思う。掛け捨てで安いのに入っていた方が良い場合もあると思う。

引用元:東京海上日動あんしん生命「メディカルキットR」(医療保険)の口コミ・評判(みん評)

5.「メディカルキットR」の総評価

使わなかった保険料が戻ってくることを大きく宣伝している「メディカルキットR」ですがおすすめできる保険ではありません。

お金が増えるわけではないので保険料の分貯金した方がマシでしょう。

また、手術給付金の低さもネックです。

オリックス生命「新キュア」は安くかつ保障内容もしっかりしています。

安さだけを求めるならチューリッヒ生命の「終身医療プレミアムDX」もおすすめできます。

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「メディカルキットR」の解説・評価を行ってきましたが、これらはあくまで一般論です。

多くの人に当てはまりますが、全ての人に当てはまるわけではありません。

子供の数や収入など、条件が異なれば保険の評価も当然異なります。

残念ながらこの記事を書いている私は、この記事を読んでいるあなたの状況を知ることができません。つまり、あなたに最適な保険かどうか完全に判断することはできないのです。

あなたが自分に最適の保険を知りたいなら、一度お金の専門家であるFP(フィナンシャルプランナー)に相談することをおすすめします。

相談料は完全無料なので受けて損はないでしょう。

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